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2020年9月29日火曜日

ツール・ド・フランス勝利までの道のり

 


波乱のレース展開の後、9月20日に閉幕した今回のツール・ド・フランス。新型コロナウイルス感染拡大の影響により約2ヶ月遅れで開催され、例年とは異なる雰囲気が流れる中、勝負の面でも歴史に残る快挙となりました。COLNAGO V3-RSを操り、21歳のエース「Tadej Pogačar(タデイ・ポガチャル)」が総合優勝を果たしました。第20ステージで獲得した山岳賞、ヤングライダー賞も獲得し、最終的に3枚の特別賞ジャージを獲得したポガチャルに迫ります!

2017年母国スロベニアのコンチネンタルチームでプロデビュー。同年6月に開催されたツール・ド・スロベニアでは19歳ながら個人総合5位、ヤングライダー賞1位を獲得した。

翌2018年も母国のコンチネンタルチームに所属。春先から好調をキープし、迎えたアマチュア版(U23)ツール・ド・フランスと称される「ツール・ド・ラヴニール」において個人総合優勝を成し遂げる。ちなみに前年2017年は2019年ツール・ド・フランス覇者であるエガン・ベルナルが勝利しており、ツール・ド・ラヴニールでの成績は、かつてはプロの登竜門と言われたが、現在はトッププロと遜色ない実力を示すレースでもある。ちなみに2018年10月に栃木県宇都宮市で開催されたアジア最高峰のワンデーレース「ジャパンカップ」で11位の成績を残したことは、今になって知った方も多いはず。

2019年はワールドツアーチームであるUAEチームエミレーツに鳴り物入りで加入。2月のポルトガルでのステージレースでいきなり総合優勝を飾り、春のワンデークラシックレースでは若干苦戦したレースが続くも、リエージュ~バストーニュ~リエージュにおいて18位で春のクラシックシーズンを締めくくる。5月はアメリカ最大のステージレース「ツール・ド・カリフォルニア」で総合優勝。すでにステージレーサーとしての才能は、翌月のスロベニア選手権個人タイムトライアル(以下TT)の優勝と共に実証されることとなる。7月のツール・ド・フランスのメンバーからは外れていたものの、自身初のグランツール(3週間規模)となるヴェルタ・エスパーニャで総合3位の成績を残し、すでにこのころからチーム内での絶対エースを若干21歳の選手が担うこととなった。


2019年シーズンを9月で終え、しっかりとオフシーズンのトレーニングを重ねて向かえた2020年、2月のスペインでのステージレースを総合優勝で飾り、引き続き好調をアピール。同月のUAEツアーでは惜しくも優勝を逃すも個人総合2位の成績を残した。

コロナの影響で中断されたプロレースは6月から順次各国独自のルールのもと再開され、スロベニア選手権個人TT優勝、ロード2位と安定した成績を残し、コロナの影響をもろともせずシーズン中盤を迎えた。

ツール・ド・フランス前哨戦とも呼ばれるクリテリウム・ドーフィネで個人総合4位。

下馬評では優勝候補の一角に数えられるも、山岳の難易度が高い2020年ツール・ド・フランスでは同国のライバルであるプリモッシュ・ログリッチェとの直接対決にはならないだろうとの見方であった。

例年よりも2か月遅れの開催となったツール・ド・フランス。予想通り前半からコロンビア出身のクライマーが総合上位に名を連ね、そこにスロベニアの2選手が加わるといった山岳における決戦の様相を呈した前半戦。フランス特有の丘陵地を走るステージで、横風により集団が分裂。チームメイトの献身的なサポートで後れを1分程度でとどめた。その時点では総合優勝候補から一歩後退した感があるも、その後のステージでは攻めに転じ、ステージ優勝を2回含める活躍で1位のログリッチェとのタイム差を57秒まで縮めて最終決戦となる個人TTを迎えた。


過去のツールでは顔見世の要素が高いプロローグとして個人TT、レース中盤にチームTT、最終日前々日に個人TTという流れがあり、TTの能力が高い選手がアドバンテージを得られるコース設定であった。しかしながら開催国フランス人選手の活躍が見られなくなり、コースのレイアウトもTTは短く、山岳を盛り込んだ近年のツールでは、番狂わせが起きにくいものとなっていた。

結果的に2分近い差をつけての逆転総合優勝を成し遂げたポガチャル率いるUAEチームエミレーツの面々。こうしてツール・ド・フランスを制覇したことは、チームとしての組織の素晴らしさは言うまでもなく、選手たちを最大限バックアップするスポンサーや家族の存在があってのもの。


パリの凱旋門をバックに黄色にペイントされたコルナゴバイクを見たことは、これまで一度もない。創設以来初となる快挙を成し遂げたポガチャルに感動をありがとうと伝えたい。

ポガチャルが使用するV3-RSは山岳ではリムブレーキ仕様、平地ではDISCブレーキ仕様と使い分けている。高速で展開されるレースには制動力の高いDISCブレーキを選択。重量規定ぎりぎりにバイクを軽量化させるにはリムブレーキを選択している。ハイエンドモデルでブレーキの仕様を選択可能なメーカーは数少なく、レースで勝つためだけに情熱を費やしてきたエルネスト・コルナゴがついに頂点を極めた歴史的バイクがV3-RSであったことは後世に受け継がれるはずだ。


◾️V3-RS
*スペック等の詳細は製品ページをご覧ください。
Link→V3-RS 
製品ページ

2019年6月3日月曜日

イベント出展のお知らせ(第16回Mt.富士ヒルクライム)

6月8日(土)、9日(日)に山梨県の富士北麓公園で開催される「富士の国やまなし 第16回Mt.富士ヒルクライム」にブース出展しますので、お知らせいたします。



今年で16回目を迎える日本最大級のヒルクライムレース「富士の国やまなし 第16回Mt.富士ヒルクライム」にブース出展いたします。COLNAGOブースではフラグシップモデルの「C64」とエアロロードとしてUAEチームエミレーツのライダー御用達「CONCEPT」の2台を展示。イベント会場限定のコルナゴTシャツを合わせて販売いたします。皆様のお越しを是非お待ちしております。

富士の国やまなし 第16回Mt.富士ヒルクライム
日程:2019年6月8日(土)、6月9日(日)
場所:富士北麓公園(山梨県富士吉田市) *Link → アクセス
主催:Mt.富士ヒルクライム大会実行委員会
*Link → イベント公式サイト




COLNAGOブースではそのほか、イタリア製ハイエンドシューズ「CRONO」の試着会、CRONOシューズの代表 Stefano Stocco氏やCRONOシューズのアンバサダー Damiano Cunego氏の登場など盛りだくさん。CRONOの出展内容についてはこちらをご覧ください。


*展示車は事情により変更される場合があります。
*イベントの詳細についてはイベント公式サイトをご覧ください。

2018年10月16日火曜日

イベント出展のお知らせ(2018ジャパンカップサイクルロードレース)

10月20日(土)、21日(日)に宇都宮市で開催される「2018ジャパンカップサイクルロードレース」においてブース出展しますので、お知らせいたします。



アジア最大級のレースであり、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアといった、世界の第一線で活躍する選手たちの本気の勝負を間近で見ることが出来る日本で唯一の大会「ジャパンカップサイクルロードレース」が今年も開催。COLNAGOブースでは特別企画として「マヌエーレ・モーリ サイン会」「コルナゴオリジナルTシャツ 限定100着販売」も予定しています。会場へお越しの際は、COLNAGOブースへお立ち寄りください。

2018 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE Link → 公式サイト
主催:宇都宮市
ブース出展日時:2018年10月20日(土)8:00〜14:00、21日(日)8:00〜15:30
ブース出展場所:栃木県宇都宮市森林公園


当日COLNAGOブースでは以下の車体を展示いたします。

C64 Link → スペック等詳細
60年を超えるコルナゴの歴史の中で、Cの名を冠したフラッグシップカーボンバイクが登場して30年という月日が経つ。初代C35のリリース時にはエキセントリックと思われたそのスペックも、今や常識という時の流れを感じずにいられない。だが、いつの時もエルネスト・コルナゴがハイエンドマシンに授けるもの、それは過去の経験にただ傚うだけでなく未来を見据えた最新技術に拘るだけでもない、今具現化できる最高のレーシングパフォーマンス、ただそれだけである。過去に囚われず、明日に希望を託さない、全ては今目の前にある勝利のために。それが「C」の血統。
Frame size:420S / 450S / 480S / 500S / 520S / 540S / 560S / 580S
Color:BDBL、BDWH、PJEM、PJBK、PJRD、PJSL、PJWH
*試乗車Frame size:480S、試乗車Color:PJSL(シルバー)、試乗車仕様:Disc


CONCEPT Link → スペック等詳細
NACA(アメリカ航空諮問委員会)のウインドウテストデータを基に設計されたエアロロード。フォーククラウンとヘッドチューブに一体感を持たせ、リアホイールとシートチューブのクリアランスも十分な余裕があり28C幅のタイヤが装着可能となった。荒れた路面での走破性が向上し、さらなる振動吸収性を高める手段として、ヘッドパーツの構成をカーボン、ナイロン、エラストラマーからなる高分子化合物にて形成。ブレーキは強力な制動力を発揮するダイレクトマウントタイプを採用した。
Frame size:420S / 450S / 480S / 500S / 520S / 540S / 560S / 580S
Color:NJDK、NJDB、NJBK、NJGO、NJRD、NJWH
*試乗車Frame size:480S、試乗車Color:NJBK(マットブラック)、試乗車仕様:Disc

V2-r Link → スペック等詳細
V1-rのディティールを踏襲し空力、剛性をさらに向上させ、フレーム各部を強化したうえで重量増を抑えたコルナゴ最軽量モデル。BB周辺の剛性を13%、ヘッドチューブ下部の剛性を4%、それぞれに向上させ、振動吸収を担うシートポストはカムテイル形状のままで、気流の乱れが発生しやすいシートクランプをインテグレーテッドタイプに改良した。それに伴いシートチューブ上部のボリュームを増し、流麗なディティールを醸し出している。UAEチームエミレーツの選手間で最も使用率が高いモデル。
Frame size:420S / 450S / 480S / 500S / 520S / 540S / 560S / 580S
Color: VJDK、 VJRD、VJBR、VJWH
*試乗車Frame size:520S、試乗車Color:VJBR(ブラック/レッド)


COLNAGOの車体以外にも、OUTWET、LAS、LINTAMAN、KOGEL、CRONO の製品を展示(OUTWET、LASは販売)いたします。

高精度セラミックベアリングBB『KOGEL』日本初上陸!

イタリア製ハイエンドシューズ『CRONO』取り扱い開始


また、特別企画としてこちらも実施いたします。

マヌエーレ・モーリ サイン会
*午前午後の2回開催予定。時刻は前日に発表いたします。
*2007年ジャパンカップ優勝選手。

コルナゴオリジナルTシャツ 限定100着販売
*ワンポイントで「2018 JAPANCUPCYCLE ROAD RACE」の文字が入ります。


*ご用意する展示車や企画は事情により変更になる場合があります。
*イベントの詳細については、イベント公式サイトをご覧ください。

2018年8月20日月曜日

V2-R Disc テストバイクのご紹介

コルナゴ史上最軽量モデルとして欧州のレースシーンを賑わせた「V1-r」をリアファインさせた人気モデル「V2-R」に、Discバージョンが2019モデルもラインナップされています。UAEチームエミレーツの選手が使用するバイクではNo1を誇り、先に行われたツール・ド・フランス2018において区間優勝1回、個人総合成績9位の成績を残した、ダニエル・マーティンが駆ったバイクとしても有名です。



Model:V2-R Disc
Size:480S
Color:VJWH

Wheelset:Zip Firecrest disc 303
Handlebar:Colnagao R41 400mm
Stem:Colnago R41 110mm
Seatpost:C64
Saddle:Prologo nack
Crank:Sram red22
Tire:Vittoria CORSA TU

参考完成車重量:7.0㎏(ペダルは含まず)

無線による電動変速機と油圧式ディスクブレーキという最新のトレンドを有したSram Red Etap HRD、ホイールはリムサイドにディンプル加工が施されたZip303でセッティングしました。前後ローター径が140㎜のため、ブレーキタッチはキャリパーブレーキから移行される方にも違和感なく対応していただけるものと思います。尚、Discバージョンの製品につきましては受注生産の対応となるため、納期に関しましてはコルナゴ正規代理店までお問合せ願います。


大柄なスプリンター、アレクサンドル・クリストフ。普段はエアロロードのCONCEPTをメインに使用していますが、アップダウンの厳しいコースではV2-Rを使用。

振動吸収性にも優れ、軽さと剛性のバランスが非常に高いのも、欧州プロレーサーからの支持されている理由です。