2016年5月2日月曜日

コルナゴ・プレステージで春の林道ツーリング


今回はCOLNAGO PRESTIGE DISCをツーリング仕様にし国内でも有名な林道を走ってきました。




 
生粋のシクロクロスバイクである「PRESTIGE DISC(プレステージディスク)」は2016年2月に開催された世界選手権でベルギーのワウト・ファンアールト選手が使用し優勝したモデル。その勝利が実証するものは、悪路でも安定したハンドリングとライバルを引き離すための俊敏さも備えわせていることです。フルカーボン製のフレームから生み出されるしなやかさは、レースのみならずツーリングやブルべなど用途の幅は広く、ロードバイクの枠を超えた遊びの愉しみを実現します。


林道ツーリングに欠かせないのは、トラブルに備える事。事前準備には万全を期したいものです。
さまざまなシチュエーションで走行を繰り返し、タイヤの選定や空気圧のチェックを行います。
 
ある程度の起伏のある道でハンドルやサドルの高さをセッティング。速く走る為ではなく、
いかに快適に走ることができるかを念頭に置いて。
 
シューズはもちろんMTB用。クリートと呼ばれる金具が専用ペダルにはまり、ペダリングロスをなくします。
左は樹脂製ソール。ある程度しなりがあり歩行もスムーズ、初心者向け。
右はカーボン製ソール。しなりが少ない分パワー伝達が良い、中~上級者向け。

携行品としてはチューブ、アーレンキー、携帯ポンプなど普段ロードバイクに乗る為の必須アイテムに加え、トラブルがあった際には自身で対処できることを念頭においた装備の準備をします。パンクやチェーン切れなどにより走行不能に陥らないための専門工具や、予備タイヤは必ず携行します。ザックを背負うのが苦手な方にはサドルやハンドル付近に装着するバックが便利です。


エネルギーの源となる炭水化物系を多く携行します。
甘いものばかりだとどうしても飽きがきてしまうため、ハムなどの煉り製品も良いかもしれません。
足の痙攣防止にはナトリウム含有量の高いドリンクや粉末が効果的です。
サドルバックは撥水性の高いものが便利。
湧水をそのまま飲むのが苦手な方は、煮沸するかフィルターでろ過して飲むのがベターです。

疲労を強く感じる前に休憩をとりたいもの。休憩を多くとり、景色を眺めるのも林道ツーリングの醍醐味です。
 
タイヤサイズは38C。ブロックパターンのタイヤは小石など問題なく走ることが可能です。
とはいえ、下り坂ではハンドル操作には細心の注意を。

 

無理のない行程、万全の準備があってこそのツーリングです。気象の変化、がけ崩れや路面状況が思わしくない時の為の回避ルートも事前に設定しておくことが重要です。



【主なスペック】
・フレーム;コルナゴ・プレステージ2016 LINK⇒こちら
・ホイール;SHIMANO WH-RX31 ※推奨タイヤ幅25mm~38mm
・クランクセット;SHIMANO DURA ACE 46×36T
・スプロケット;SHIMANO DURA ACE 12-28T
・ブレーキシステム;SHIMANO ハイドローリック(油圧)
・タイヤ;PANARACER 38スペシャル 
・サドルバッグ;TOPEAK ウエッジドライバック Lサイズ
・トップチューブバッグ;TOPEAK トライドライバッグ