アルミロードバイク「CX-ZERO Aluシリーズ」をこのたびご紹介いたします。
LAGR(ビアンコベルデ) |
展開されるカラーは5色。LAGR(ビアンコベルデ)、LAIT(ビアンコロッソ)、LAGB(ローザ)、
LANE(ネロ)そしてITALY(イタリー)。※ITALYはメーカー在庫分完売となっております。
<完成車価格>
SHIMANO 105仕様;205,000円(税抜)
SHIMANO ULTEGRA仕様;285,000円(税抜)
LAIT(ビアンコロッソ) |
LAGB(ローザ) LANE(ネロ)
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<STRADA SLとの比較>※480Sサイズ
・ヘッドチューブ寸法;9mm長い
・リアセンター寸法;4mm長い
<主な特徴>
ヘッドチューブ寸法が長くなることによりポジションを少し高めに設定することができます。これはドロップハンドル下部を持っても窮屈になりにくく、ブラケット部分を持ったポジションではよりアップライトなポジション、いわゆる胸郭が広がることにより呼吸が楽になります。逆の考えでは普段コラムスペーサーを20mm程度入れてポジション設定されている方にとって、スペーサーをより短かくしてハンドル周りをプロレーサーのようなシンプルなスタイルを確立できます。
そして、特筆すべきは最小サイズに400Sをラインナップに加えたことです。これは身長が150㎝の方でも無理なく乗降でき、また他のサイズ同様に快適な走行を実現。トップチューブ寸法(O)は500mmで420Sサイズの504mmから更に4mm短く設計されております。
<CX-ZERO Alu の性格>
リアセンター寸法(C)、いわゆるボトムブラケット(クランク軸)からリアホイール軸までの寸法が数ミリ伸びることにより、全体のホイールベースが長く取れるため直進性が増します。更に下りのコーナーなどではリアホイールの路面追従力が向上します。弓なりにデザインされたチェーンステイが適度な「しなり」を生み、カーボンバイクを思わせるほど振動吸収性を高めています。
あえてデメリットを記載しますと、スピードで緩急のあるクリテリウムレースなどにはSTRADA SLよりも若干劣る気がします。低速域からペダルを力強く漕いだ時にはリアセンター寸法がより短いほうがバイクの挙動が早くなる傾向にある為です。またヘッドチューブ寸法がある程度長く設計されているため、極端に低めのポジションをお好みの方にはポジションが出しにくいという点が挙げられます。
<スペック>
メインのコンポーネントはSHIMANO 105シリーズです。クランクはSHIMANO上位モデルと同じく4アームタイプでねじれに強く、パワーを余すことなく推進力へ連動します。変速はリア11速。ホイールも信頼のSHIMANO製RS010です。
<対応適応タイヤサイズ>
標準で25Cタイヤが装備されております。これでも十分乗り心地は良いのですが、そこから更にタイヤ幅を上げるとどうなるか。問題はブレーキアーチ本体及びフレームとのクリアランスに余裕があるかどうかです。このCX-ZERO Aluは28Cタイヤを装着してもまだ数ミリクリアランスに余裕があります。28Cに変えることによるメリットはロードバイクに乗り始めて間もない方にとって、一番の不安要素であるふらつきがタイヤ幅が増すことによりかなり軽減されます。28Cではタイヤ内のエアボリュームが増すことによりメーカー推奨空気圧(7~9気圧)から幾分気圧を落とすことも可能です。※走行条件、使用者の体重によります。
さまざまな要素を無理なくまとめた「CX-ZERO Alu」は、エントリーモデルで物足りないと感じる方にとってオススメの1台です。